思い通りにならないことばかりだと気づく
完璧主義者は、損をします。なぜなら完璧以外を許容できないからです。
自分の思い通りにならないとすぐにイライラしてしまい、周りの雰囲気も悪くします。
完璧主義者は視野が狭いです。目の前のことしか見えていないから、それだけをこなそうとして、結局は他の要因を見逃して失敗します。
そもそもこの世の中は、思い通りにいかないことばかりであるという真実に気づいていないのです。
あなたは歩くとき、思い通りに足や手を動かしていますか?
あなたは心臓を常に思い通りに動かしていますか?
爪や髪は、あなたの思い通りに生えてきますか?
どれも思い通りにはいきませんよね。
私たちがどう思おうが、世界は動くし、地球は回ります。
そもそも思い通りにできないことばかりが当たり前なのです。
それらの集まりが今の私たちの土台として構成されています。
ありのまま受け止める
この変えようのない真実に気づいて、行動しましょう。
私たちの思い通りにならないことの方が、自然で当然のことなのです。
じゃがいもを植えてさつまいもを作ろうとしても絶対に作れないですよね。
このことに「どうしてさつまいもができないんだ」と怒っても仕方のないことです。
このように極端な例を出せば、誰でも分かります。
ですが、完璧主義者はこのようなことをしてしまっているのです。
自分の力の及ぶ範囲外までコントロールしようとして、できないことにイライラしています。
だから、自分の思ってもみないことが起こったときに、それをありのまま受け止めましょう。
思い通りにならないことを楽しむ
どうせコントロールできないのですから、無理にやろうとしないことです。
むしろ、自分の想像以上のことが起きるかもしれないとワクワクするくらいがちょうど良いです。
思い通りにならなくても、それで良いのです。
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