社長さん達が抱える様々な問題を、『ゆるく最強』的な切り口で解説します。
これから起業を考えてる方にも、現時点で経営を行ってる方にも参考になればと思います。経験者の方は「あーそうそう、そんな事あったなぁ」と暖かく見守ってくれれば幸いです。「自分はこんな判断基準で行動したよ」と言うのがあればコメント下さい!
より充実したコンテンツになればと思います。
①「会社に行きたくない」こちらから
②「会社は誰のものか」こちらから
さあ、まったなし
会社を経営していると、必ず1度はどこかの局面で「資金繰り」に悩む時がやってきます。
どうしても資金繰りに困った・・・。つまり、当座の支払いが困難になった場合、社長はどういう行動を取らなければならない?
この場合の支払は、銀行への借入返済や、手形の決済など、今後の信用取引に影響する為、絶対に支払いを遅らせることができないものとします。
※当座:当座預金詳しくはこちら
社長としての仕事
ぶっちゃけ社長の仕事はお金を作ることです。
結論は、綺麗事抜きにどんな手段を使ってでも社長は資金を用意しなければ意味がない。
何故なら、 借入返済の滞りや手形決済の放棄ということは、イコール会社の倒産を意味するから。つまり、社長個人の財産も失うことに。それを防ぐ為にも、社長は、何が何でもお金を調達してこなければならない。
でも、その調達方法は、どうしますか?
サラ金などの危ない金融を使うことはご法度。
じゃあ何がある?となると、まずは個人の預貯金の解約。次に家族の預貯金に手をつけることになり、それでもダメなら、家族、親戚はもちろん、第三者からの借金を考えなければならない・・・
この場合、「恥ずかしい」とか「プライドが許さない」などと言ってる場合ではないです。人に頭を下げても土下座をしてでも、社長は、資金を用意しなけばなりません。その義務があるのだから。
その位の覚悟がなければ、実際の会社運営などはできないです。何故なら、もし会社が吹き飛べば、社長にとっては、自らの人生をも棒に振ることになるから。
だったら、他人様に頭を下げるぐらい、一体何が恥ずかしい事ですか?
社長が第一に考えなければならないのは自分のメンツやプライドの事ではなく、「会社を継続させること」でなければいけない。そのためには、お金を融通してくれる相手に対して頭を下げるぐらい、何の辛さがあるでしょうか。
今回のまとめ
ゆるく最強的な判断基準は
「社長はプライドなどよりも、実を取るべし!」
ここで伝えたい事は、借金しろという事ではなく、覚悟を持って行動するという事。
ビジネスを行う上で、いい時もあれば悪い時もある。戦略的撤退を余儀なくされることもある。この資金調達能力が、社長の技量を表します。
黒字倒産が、社長の資金調達不足による倒産のまさに典型的なパターン
黒字なのに何で潰れるのか?
これについてはまた今度。
何か問題が起きた時にどう言った視点・視座・視野を持って行動するか?
ご自身の社長的判断基準を決めて行動する
もし、何か気づきになったと言う方はシェアやコメントして頂けると嬉しいです。
より多くの悩める方にお役に立てればと思います。
ではまた。
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