自分ばかりだと辛くなる
鬱になりやすい人の特徴として、自分のことばかり考えていることが挙げられます。
「自分はどう思われているのだろうか」
「自分はどう見られているのだろうか」
「自分は人に好かれているのだろうか」
「自分は他の人と比べて、どうだろうか」
このように注意の矢印が常に自分に向いています。
自分の内側にしか目が行かないから心に余裕がなく、自分の悪い面ばかりを見ようとして自分で自分を傷つけることになります。
自分を守ろう守ろうとするあまり、ひっかき傷ですら致命傷であるかのように落ち込んだり怒ったりしてしまいます。
些細なトラブルも気にしてしまい、他のことが手につかなくなるほど気が気じゃなくなります。
人とちょっと肩がぶつかったくらいで、相手に対してずっとイライラし続けてしまいます。
何よりも自分のことばかり、自分をまず大切にしてしまうのです。
イライラから抜け出すために
そのイライラから抜けだしたいのであれば、相手のことを考える人になればいいのです。
相手のことを思う気持ちがあれば、イライラすることは自然となくなっていきます。
相手を思いやっていれば、人と肩がぶつかっても「大丈夫ですか、怪我はありませんか」と心配する気持ちが先に湧いてきます。
トラブルが起きても、相手が困らないようにするにはどうしたら良いかと、テンパることもなく解決策も出てくるでしょう。
相手を気遣うことは、自分に余裕がなければできません。
だから、相手を気遣っていれば自然と自分の中で余裕が出てきて、ちょっとのことではイライラしなくなります。
自分も相手も
イライラしないから、人間関係も仕事もプライベートも気持ち良く過ごすことができます。
自分を捨てるわけではありません。
自分を大事にしたまま、相手も大事にするのです。
イライラを減らしたいなら自分への矢印を相手にも向けることをやってみてください。
コメント