前回は、目標を明確にするために、
憧れの人のマネをする「モデリング」についてご紹介しました。
前回の記事はこちら→http://www.kraiz.net/su2/?p=764
今回はその「モデリング」について、
日本の○○に通じていたことや
モデリングをするときのポイント等についてご紹介したいと思います。
武道の世界のモデリング
実は、モデリングはいろんなところで精通しています。
日本の武道の世界にも
「守・破・離」という修業段階の考え方がありますが、
そのステップは実はモデリングと同じなのです。
守・・・教えを守り、私意をはさむことなく、ひたすら基本を身に着ける段階
破・・・守の殻を破り、細かい部分を工夫し、自分のものにする段階
離・・・形から離れて、今までにないオリジナルの技を作る段階
最初の「守」の段階は、徹底的にマネることです。
基礎を身につける感覚で、
ある程度うまくいったという実感がわくまで、成功モデルをマネをします。
それができてから次の「破」の段階に進みます。
より良くするという意味で、
自分らしさを少しずつ出していきます。
最後は「離」ですが、
この段階まで来たら、
どんどんアレンジを加えて素晴らしいものにしていきます。
そうすればそれは紛れもなくあなた自身のオリジナルになるのです。
ひとりの人にロックオン!!
モデリングするときに大切なことは、
特定のだれかをしっかりとイメージすることです。
政治家、科学者、芸術家、俳優、スポーツ選手
同時代の人物がなければ、歴史上の人物でも
芸能人で好きな人がいればその人でもかまいません。
ただし、選ぶのはただ一人。
複数の人をモデルにして、
少しずつマネたりすると、
重要なところを見落としやすくなるので注意が必要なのです。
目標は既に実在していた
モデリングでは、ただ一人を徹底的にマネることが何よりも大切です。
憧れの人の経験や手法、行動を疑似体験することで、自分をより豊かに表現する優れた方法だといわれています。
こう考えていくと・・・
あなたに憧れの人がいることは、
実はすでに明確な「目標」が見えているということです。
ぜひあなたの尊敬する人をモデリングしてみてください。
あなたの憧れ、尊敬する人は誰ですか?
コメント