変化を起こす2つの質問
あなたが変わりたいと思っていることについて、
具体的に変化を起こすために2つの質問をします。
よく考えてみてください。
できれば、手帳などに書いてみることをオススメします。
1.あなたが本当に望んでいること、手に入れたいものは何ですか?
2.現在、そのための行動を邪魔しているものは何でしょうか?
その正体を突き止めたいと思います。
例えば、
「あなたが今の職場を辞めたい」と思っているとします。
そこで、「退職」というように、
今までしてきたことを変えるための目標を掲げるというよりも、
「もっと自分しかできないことで世の中の役に立ちたい!」
「これまでよりも、生き生きとした自分になりたい!」などと、
これからやりたいことや
実現したい自分に意識を向けて決意することが大切です。
心配症なもう一人のあなたに、肩叩かれましたか?
あなたが望む変わった自分の姿が想像できますか?
どこで、誰と、何をしている姿が浮かびましたか?
きっと、考えただけでワクワクしたり楽しみな気分になるでしょう。
しかし、次の瞬間…
ある人がひょこんと顔を出し、トントンとあなたの肩を叩くことがあります。
ある人とは…
「やりたくないこと」
つまり「退職」です。
ここで、やりたくないことに意識を向けてはいけません。
やりたくないことに意識を向けてしまうと、
苦しくて怖いというイメージだけがふくらんで、変化の達成を邪魔する方向に導かれてしまいます。
「退職」することで、
新しい環境に馴染めるだろうか後悔しないだろうかという不安に襲われ、
変化することへの決断ができなくなってしまう可能性が高くなってしまいます。
備えあれば患いなし
しかし、私たちは、
自分が望むものを具体的に決めれば決めるほど、
ますますパワーが出て、すばやく目標を達成できるようになります。
いったん目標を決めたら、
変化と引き換えにあなたが今考えられる範囲で構いませんので、
あなたが生じるかもしれない苦痛や、
直面するかもしれないあらゆる障害を把握しておくことをオススメします。
あらかじめ準備しておくことで、
そのマイナスな要因が意外と自分にとって
そこまでのダメージではないと気づくことがあります。
私たちは「知らない」事に対して恐怖感を抱きやすいため、
恐怖の正体を明確にすることがとても大切です。
苦痛や障害を乗り越えることは思ったより
ずっと簡単なことだということを感じられると思います。
是非、ご自身と向き合い、
変化していく自分を想像しながら楽しくワークをしてみてくださいね。
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