社長的判断 vol.2「会社は誰のものか」

ビジネス

社長さん達が抱える様々な問題を、『ゆるく最強』的な切り口で解説します。
これから起業を考えてる方にも、現時点で経営を行ってる方にも参考になればと思います。経験者の方は「あーそうそう、そんな事あったなぁ」と暖かく見守ってくれれば幸いです。「自分はこんな判断基準で行動したよ」と言うのがあればコメント下さい!
より充実したコンテンツになればと思います。
前回は「会社に行きたくない」をテーマにお話しました。
読んでないから気になると言う方はこちらから

会社は誰のもの?

「会社は従業員のもの」

こういって、はばからない社長(経営者)の方はかなりの数いらっしゃいます。

あなたはどうですか?

実際に汗水流して働いているのは会社の従業員たち。それは事実。その従業員に報いなければ会社をやっている意味がない。従業員の幸せがあってこそ会社の発展がある。だから会社が発展する為には、まず、従業員の幸せが第一・・・

経営者たるもの、従業員への感謝の気持ちを持ち、このように公言しなければならないと思いますか?

耳障りのいい言葉を使ってないか?

結論から言うと、会社は従業員のものではないです。

「会社は株主のもの」または「会社は社長のもの」

日本のほとんどの法人は中小企業。基本的に社長が出資者です。なので、法人の資金源は、大部分が「社長の懐」
ここかなり重要なポイントです。

法人の目的は、投入された資金を活用して利益を生み出し、それを分配・再投資すること。酷な言い方ですが、従業員は事業活動上は「コスト」でしかありません。

なので多くの大企業が、経営が悪化するとコストダウンの為に人員削減をしコストを押さえようとするのは、皆さんご存知のとおり。

しかし、従業員の会社への帰属意識・忠誠心は、企業活動へ大きな影響を与えることも間違いなく、経営者は従業員がいかに「この会社で働きたい」という勤労意欲を持つかに気を使わなければいけないです。そしてそれは給料や賞与といった金銭面で直接報いるのが手取り早い方法であり、決して言葉だけで済ませられるものでもないというのは多くの方が理解してると思います。

きつい言い方をすると、「会社は従業員のもの」といいう耳障りのいい言葉を放つ社長は、安い給料で従業員をこき使っていることに対する弁明をしてるに過ぎません。

なので、社長が考えなければならないのは、「いかに低コストで高収益をあげるか」です。つまり出資した資金を回収すること。これを忘れた時、会社は資金を生み出す打ち出の小槌ではなく、資金が通過するだけの「ザル」になりさがります。

会社は資金を出してくれたくれた人のものです。決して従業員のものではありません。社長から見れば、従業員は、お金を出してくれた人に利益を戻す為に必要な手段またはコストでしかないんです。

まとめ

法人・個人にかかわらず、この事業の運転資金を提供しているのはいったい誰?

この事実を忘れずに、仕事に取り組む。ゆるく最強的な判断基準は

「与える側と受け取る側は同じ立場にはならない」

です。何かを得る為に、リスクを取って行動している側にいるという事を再認識した時、また違った角度で物事が見えてくると思います

何か問題が起きた時にどう言った視点・視座・視野を持って行動するか?
ご自身の社長的判断基準を決めて行動する
もし、何か気づきになったと言う方はシェアやコメントして頂けると嬉しいです。
より多くの悩める方にお役に立てればと思います。
ではまた。
次回は「運転資金の枯渇」についてお話します。
お楽しみに〜

この記事を書いた人
セナ小滝

ゆるく最強変人代表
”ゆるく最強”を仲間と掲げ、日々刺激と安らぎを求め活動中
「大丈夫」が口癖。奇人変人、変態と言われると喜びますw
己の限界にチャレンジすることに生きがいとやりがいを求める冒険好き
元工務店経営者としての経験や経営コンサル・コーチ業に20年近く携わってきたノウハウを提供します。言語化・ロジック化、限界突破系を得意としてます。

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