自然と思考がはたらく一言
すべてのことを10点満点で評価する
ここであなたに質問です!!
A:「あなたは自分のことが好きですか」
また、
B:「あなたは自分のことがどれくらい好きですか?10点満点で答えてください」
さて、どちらの質問のほうが答えやすいでしょうか。
Aの質問の答えは「YES」か「NO」しかありません。
「すごく好き」も「まあまあ好き」も「どちらかというと好き」も
すべて「YES」になってしまいます。
一方、Bの質問には、「理由」を考える必要があります。
「好き・・・だと思うけど、どのくらい好きかな。7点?7点にするのは何故?」
といった具合にです。
これは、物事について考えるトレーニングです。
自分のことを10点満点でどのくらい好きですか?
仕事は10点満点でどのくらい充実感がありますか?
社会人として、10点満点でどのくらい頑張っていますか?
そして、あなたはなぜその点数をつけたのでしょうか?
満点ではないとしたら、
満点にするためには何が足りないのですか?
このように、物事を考えられる力がついてくると、
私たちが日ごろ何かしらの問題から答えを導き出すための
理由を考えるプロセスを考えられるようになるため、
決断力が強くなります。
相手とすぐに仲が深まる質問の方法
この質問形式は、誰かと会話をするときにも有効です。
「あの映画は観た?10点満点で評価するとしたら何点?」
こんな質問をしたら、
「どうして8点なの?」
とその理由を聞き出すことが出来、
相手が何に感動し、どのような価値観を持つ人かがわかります。
「今日はいい天気ですね」などと当たり障りのない会話で済ますよりも、
もっともっとより深く相手のことを知る機会になります。
自分と話をするときも、
誰かと話をするときも、
もっと知りたい!と思ったときは
「YES」「NO」の二者択一の質問だけではなく、
「10点満点ならどのくらい?」と質問してみてください。
自分でも想像つかなかった、意外な答えを知ることができるかもしれません。
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